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ガイソー札幌店

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ポリエステル樹脂塗料の特徴★

2023.04.06
 こんにちは!ガイソー札幌店です\(^o^)/

だんだん温かくなり上着が不要な日も増えてきましたが
寒暖差により体調を崩さないよう、ご自愛ください(^^)

今まで様々な塗料をご紹介してきましたが、本日はポリエステル樹脂塗料についてご紹介していきます

ポリエステル樹脂とは、多価アルコールと多塩基酸を重縮合させて
エステル結合を内部に結合する樹脂の事をいいます。

ポリエステル樹脂にはいくつかバリエーションが存在し
テレフタル酸とエチレングリコールから製造される、ポリエチレンテレフタレート(PET)はペットボトルなどに用いられ、
テレフタル酸とブタンジオールから製造される、ポリブチレンテレフタレート(PBT)は自動車のパーツとして用いられています。

そんなポリエステル樹脂を用いた塗料の特徴としては、
摩擦に強く、耐水・耐湯・耐薬品性に優れており、光沢があり外観の仕上がりもとても良い塗料です。
塗膜の硬度が高く、汚れも付きにくいため、家具やピアノなどにも使用されることが多いです。
塗料全体に膜ができるので、木材の上に使用をしても、乾燥を防ぐなどの効果があります。

ただし塗膜に厚みがある分、柔軟性や密着性が低く、他のポリウレタン塗料などに比べて
衝撃に弱く、傷つきやすいという難点もあります。

また、塗料の可使時間が短いため、多液型スプレー装置や可使時間を延長する特殊塗装法が利用されています。

塗装の種類は二種類あり、液体状タイプと粉末状タイプに分けられます。
液体状タイプ・・・希釈用にスチレンモノマーを使用し、硬化後は樹脂の一部となるため物性の低下を防ぎます。
また、厚みのある塗膜を形成することが可能になります。
粉末状タイプ・・・粉体塗装と呼ばれる塗装方法です。粉末状の塗料を静電気によって外壁に付着させ、
焼付作業で塗料を溶かし、色を付けていきます。
液体状と同様に一度で厚みのある塗膜を形成します。
さらに、一度の塗装で使い切らなかった場合、再利用が可能になります。


こう見ると、粉末状の方がメリットが多いように感じ取れますが
焼付をする場合は、焼付温度や時間をしっかり守らなければなりません。
温度や時間を少しでも誤ってしまうと、本来の塗料の性能を活かせず、密着不良や剥がれ等の原因になります。

このように様々な特徴をご紹介しましたが、
どの塗料にもメリット・デメリットが存在します!!

お客様のご自宅に一番合う塗料を一緒に選びましょう
お話だけでも大丈夫です!!お気軽にお問い合わせください(^^)/






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